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■ 美容室がグルーポンを提訴へ2011. 6.29

美容室がグルーポンを提訴へ


割引クーポンを過大に販売させられ、大赤字が出たとして、東大阪市の美容室がインターネット・サイトの運営会社の「グルーポン・ジャパン」を訴える。

損害賠償額は1700万円、近く大阪地裁に提訴する、という。

訴えによると、美容室は2010年11から開業に合わせて、万3200円のカットやヘアカラーのセットメニューを2900円で提供するクーポンを1500枚を販売。通常は、2900円の料金の半額程度が店側の収入で、他はクーポン会社の取り分になるという。

美容室側では、クーポン客が殺到し、美容師の増員などを余儀なくされるとともに、採算度外視の料金だったため、大幅な赤字が発生した、主張している。

グルーポン側は事前に「リスクの説明も行ない、販売するかどうかは、店側に決めてもらっている」としているが、
美容室側では「事前に十分なリスク情報を受けなかった」と反論、見解が対立している。

また、美容室側では、増収目的のために企画したが担当者の説得で価格を大幅に下げて宣伝目的にとして行ったが、リピート客はなく、宣伝目的にもならなかった、としている。

(情報/一般報道による)